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サイディング外壁の劣化に伴う驚異!!

  • 2022.01.20

施主様が最も気になっていらっしゃったのが、外壁サイディングの反り、目地のシーリングの劣化問題でした。

サイディング外壁の場合、塗装の耐用年数よりも、多くの場合、この目地のシーリングの方が劣化が早い感じです。

目地のシーリングの劣化と言いますと、まずは、目地部分のシーリングに細かいヒビが入ってきたりします。 酷い場合は、目地の右側、左側など、片方側にシーリング材が貼りつき、もう片方に隙間が出来ているパターンです。 このような場合、目地シーリングは、その意味を全くなさない状態ですので、外壁塗装をお考えになるのがベストかも知れません。

サイディング外壁の場合は、この目地のシーリングが劣化したからと言って、直接的に雨漏りになるとか部屋に雨水が入ってくるという事がすぐに起きる訳でなありません。(モルタル外壁でも同じですが・・)
それは、サイディングの外壁の下には、雨水を浸透させない下地材があるからです。

しかし、あまりに長期間、そのような目地の劣化を放置しておくと、サイディング自体がボロボロになってきたり、反ってくるという事になります。
サイディングは、表面(外側)は塗装されている為に、雨水を浸透させませんし、非常に丈夫にできています。
しかし、サイディングの裏面、小口面は、直接 雨水が当たるという事を想定していない為に、水を吸います。 その為、目地シーリングに劣化があると、小口面からボソボソになってくるという事になります。

このような状態になると、サイディング自体の交換が必要になりますので、工事費用も高くなってしまいます。
どんな外壁にも言えますが、コマメなメンテナンスが最もお金もかからないという事になります。

サイディングの反りに関しては、サイデイングを貼りつける時に釘で貼りつけられている為に、年数によって緩んできて、浮いてくるという事もあります。(裏面で固定する工法もありますが・・)
また、先ほどの目地の劣化によって反りが出る事もあります。

当社の場合は、サイディングを固定し直すという事を行います。 その時、ビスでしっかりと固定します。  外壁塗装の時に、当初(見積もり時)は、そのような箇所が分から無かった場合は、施主様に状況の説明をさせて頂き、適切な処理を行っています。

今回のサイディング外壁の場合も、ビス止め作業を行い、目地のシーリングの打替えを行ってからの塗装になっています。