目的によって防水工法を変えられる業者を選ぼう!
- 2021.04.20
建物の防水工事を依頼する際、どんな目的で防水工事を行うのか明確にしておきましょう。
防水工事に使用する塗料は素材によって様々な特性があります。
光沢をもたらすもの、紫外線に強いもの、滑りにくいもの、表面がツルツルになるものなど。
例えば、ビルの防水工事によく使用される塗料はアスファルト防水。
合成不織布シートにアスファルト繊維をしみこませて表面に膜をつくる防水加工です。
建物の表面が覆われるので、内部まで雨水などが浸透しにくくなります。
表面をしっかりとコーティングしているので、外部からの衝撃にも強いです。
他にはガラス繊維でできたFRP防水も人気です。
ガラス繊維が配合されているため、光沢をもたらし、艶のある表面が実現できます。
景観をいつまでも綺麗に整えたい、耐食性を強めたいといった時に効果のある防水工事です。
FRP防水は雨水が表面で水玉のように浮き上がるので浸透することはありません。
ツルンと滑る性質なので屋根や外壁に使用することも多いです。
他にもゴムシート防水工事、塩ビシート防水工事などもあります。
これらは表面を完全にシート状で覆う形になるので、より一層強固な防水性をもたらします。
このように防水工事に使う塗料は目的によって様々なものがありますので、まずはどこに主眼を置くのか整理しておくことが大切です。