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塗料のにおいは体に影響は無いの?

  • 2021.05.14

結論から言えば悪影響はあります。厚生労働省もこれらの塗料を扱う仕事には特殊健康診断、作業環境測定、蒸気の発散源対策、作業主任者の選任などを義務づけるほど危険な作業なのです。

外壁塗装に使用される塗料の内、臭いがきつい物は基本的に溶剤としてイソプロピルアルコール、1ーブタノール、メタノール、キシレンなどのシンナー(有機溶剤)が利用されており、その刺激臭を長く吸い過ぎると健康被害などを引き起こす可能性があります。

シンナーの吸い過ぎによる健康被害の中には、軽度の物でも吐き気、めまい、睡眠障害、頭痛、月経不順などの月経症、目、口(またはのど)、鼻などの粘膜に刺激を感じたり不快感が出たりします。長期的にシンナーを吸い続けると、不妊(男性は男性不妊)、ノイローゼ、シックハウス症候群、呼吸困難、などに陥る可能性があります。

「シンナーを吸う仕事についてからアトピーが悪化した」という話もあります。花粉症などと同じように突然、化学物質過敏症になる場合もありますので、極力、シンナー等にさらされる状態(暴露)にはならないようにしましょう。

外壁塗装業者さんの中には「水性の塗料なので大丈夫ですよ」という場合がありますが、それはシンナーを利用した油性塗料に比べれば臭いが少ないだけの話であって、無害ではありません。大なり小なりの悪影響が塗料には存在します。水性塗料であっても上記の症状は起こりうるので気をつけておきましょう。

完全に密閉してしまったとしても、換気扇等はどうしてもつける必要があるので(つけないと室内に臭いが充満し危険)、出来るだけ塗装から出る臭いを吸わない工夫は必要です。