⑦水が浸入して内部から劣化!
- 2021.05.12
防水シートもいつまでも防水してくれるわけではありません。必ず年月を重ねる度に劣化していきます。しかも防水シートの内側は木や、コンクリートもどんどん劣化していきます。
外壁の大きなキズから水が入った場合は、様々な所から水が浸入してきますので、防水シートだけでは水にあらがうことが出来ません。結露、湿気が発生し、防水シートの内側にある鉄骨、コンクリート、木がどんどん劣化していきます。
10年以上の長い年月をかけて、少しずつの水や汚れなどで内側はどんどん劣化していると考えましょう。この段階まで来ると、外壁の防水能力はほとんどなくなっています。
木や鉄が何も濡れない環境であれば数十年持つのですが、雨水や微生物、化学反応などの影響で寿命はどんどん短くなってしまうのです。